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2025.05.07

特集

安いだけじゃない! もやしの本当の魅力

家計応援食材として食卓に欠かせない「もやし」。
安さばかりが目立ちがちな「もやし」ですが、本当の魅力はおいしさにあります。
「和えてよし・焼いてよし・炒めてよし・煮込んでよし・蒸してよし・茹でてよし」
かさ増しにも便利!

そんな「もやし」の意外と語られない本当の魅力についてご紹介します。

 

価格も比較的安価なことから、安さばかりが印象に残りがちなもやし。
光を遮断した容器の中で、水だけで育てられるため、常に安定した品質、価格で提供できることからも食卓の強い味方としても身近な野菜ではありますが、実はそれ以外にも魅力の詰まったとても便利な野菜です。
部位によっても食感や食味が異なるのもうれしいところ。

「安いからではなく、おいしいから食べてほしい。」そんな思いも込めてもやしの魅力をご紹介します。

 

・もやしの種類

一般的にもやしと呼ばれていますが、そもそももやしという植物があるわけではなく主に緑豆や大豆、黒豆が発芽したもので、それぞれ「緑豆もやし」「大豆もやし」「ブラックマッペもやし」とされています。

  • 緑豆もやし
    緑豆が原料となるもやしで、現在日本で生産されているもやしの大半がこの緑豆もやしになります。
    瑞々しくほのかな甘さがあり、 野菜炒めやラーメン、スープといった料理によく使用されています。
  • 大豆もやし
    大豆もやしは大きな豆と太くシャキシャキとした歯ごたえが特徴で、豆の部分の旨みが強く、ナムルなどにもよく使用されています。
  • ブラックマップもやし
    ブラックマッペもやしは、ブラックマッペという黒豆が発芽したもので、比較的青臭さが少なく、豆は甘く、水分は少なめのもやしです。

 

・もやしに含まれる栄養素

あまり栄養面での評価が低い印象のあるもやし。その大半は水分ではありますが、実はしっかりと栄養成分を含んでいるんです。
もやしの主な栄養成分をご紹介します。

 

元は豆でもあることから品種による誤差はありますが、豆のいいところも継承されています。
比較的カロリーも糖質も低めの食材とされ、水分量も多いことから料理のかさ増しにも重宝でき、利用方法によってはカロリーコントロールや糖質コントロールなどにもうまく活用できるかもしれません。

 

・もやしを調理する際に気をつけたいこと

もやしはそのまま使える手間なし食材でもあります。
土を使わずに生産ができ、出荷前には清潔な水でしっかり洗浄されているため、調理前にあらためて水洗いする必要もありません。水に長い時間浸して水洗いをすると、もやしに含まれる栄養成分が流出してしまう場合がありますので、青臭さなどがどうしても気になる方は、ザルなどに入れて流水で軽く洗うようにしましょう。

また、茹でる場合なども長時間茹でてしまうと同様に栄養成分が流れ出てしまったり、せっかくのシャキシャキ感が失われてしまうので茹で過ぎに注意して、茹で上がりに水にさらすのもできるだけ避けましょう。

 

・もやしの保存方法

もやしは水分量も多いことから実は足の早い食材とされています。
そのためできるだけ早めに食べ切ることをお勧めいたします。
冷蔵庫で保存する場合は購入時の袋のままで、袋に小さな呼吸穴を開けてから野菜室で保存しましょう。

 


 

安さも魅力の一つですが、もやし本来の魅力を知ることで、もっともやしを楽しむ機会が増えるのではないでしょうか?
「和えてよし・焼いてよし・炒めてよし・煮込んでよし・蒸してよし・茹でてよし」の便利野菜でメニューのかさ増しにも重宝する、なんともうれしい食卓の見方。
シャキシャキ食感もうれしいもやしを毎日の食卓で、いろいろな料理で満喫してください。