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2025.05.07

特集

「新たまねぎ」ってそもそも何?

春になると頭に「新」とついた野菜をいくつか見るようになりますが、「新」とつく野菜は付いていない野菜と何が違うのかご存知でしょうか?
といううことで、今回はその代表格の一つである「新たまねぎ」についてご紹介します。
通常の玉ねぎとの違いや新たまねぎ独自の特徴を理解して、春の醍醐味を味わってみましょう!

・そもそも「新たまねぎ」って何?

春先になると新たまねぎと普通の玉ねぎが店頭に並びますが、そもそも新たまねぎってどういうことかご存知でしょうか?
新たまねぎとは、温暖な地域などで3~4月頃に出荷される早取りのたまねぎの総称で、「黄たまねぎ」や「白たまねぎ」を収穫後すぐに出荷させたもののことをいいます。
収穫されてから時間が経っていないため、通常の玉ねぎと比較して瑞々しく、生食でも辛味が少なく食べやすいのが魅力です!

 

・ 新たまねぎといつもの玉ねぎはどう違う?

新玉ねぎも通常の玉ねぎも本来は同じもので、その含まれる栄養素などにも違いはありません。
しかしながら、通常の玉ねぎが日持ちを良くするため、収穫後一ヶ月ほど乾燥させてから出荷されるのに対して、新たまねぎは、乾燥させずにすぐ出荷されることから、瑞々しくて肉質が柔らかく、辛味が少なく感じられるというのが最大の違いです。

 

・新たまねぎの魅力を味わうには?

前述の通り新たまねぎは、なんといっても辛みが少ないのが特徴。
収穫から時間が経っていないため、瑞々しくて柔らかいので、サラダやマリネなど生で食べることでそのおいしさを存分に味わうことができます。

また、水分が多いので煮込むと形が残りにくく、短時間でとろりとした味わいが楽しめます。

 

しかしながら新たまねぎは、通常の玉ねぎと比べ水分を多く含んでいるため、あまり日持ちしないとされ、そのため通年出回る玉ねぎとも保存方法が異なります。ポリ袋などに入れてから冷蔵庫の野菜室に入れ、2~3日で食べきるようにしましょう。

 


 

一年中食べられて、そして日持ちの良い通常の玉ねぎと比べて、食べられる時期も限られる新たまねぎ。
ぜひ旬の季節に甘くて瑞々しい新たまねぎを味わってください。