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2025.05.07

特集

夏野菜の定番 きゅうり を知ろう!

みずみずしさとパリッとした心地良い歯応えが魅力の夏野菜の定番「きゅうり」。
サラダや漬け物、酢の物といった爽やかな料理のイメージが強く、そのままでもおいしく食べられる
きゅうりについてご紹介します。

 

・きゅうりってどういう野菜?

きゅうりは、ウリ科キュウリ属の野菜で、「黄瓜」が語源とされています。
一般的なきゅうりは、完熟すると黄色くなるウリを未熟なうちに収穫したものを指します。
みずみずしく、さわやかな風味が特徴で、サラダや酢の物、漬物など生で食べることが多く、また、炒めるなど加熱すると違った風味が楽しめるのも特徴です。

 

・きゅうりの旬とは?

1年間通して出回っているきゅうりですが、おいしいとされる旬の時期は夏場。
品種によっても時期は異なりますが、主に6~9月頃に旬を迎えるとされています。

 

・きゅうりの栄養成分

きゅうりの魅力はなんといってもはじけるようなみずみずしさ!
そのみずみずしさはきゅうりの水分量の多さが影響しているかもしれません。
きゅうりは水分が多く含まれる野菜として知られていますが、可食部100gの内95%程度が水分が占めています。
とはいえ、他の栄養成分が含まれていないわけではなく、しっかりと栄養を含んでいます。

他の代表的な夏野菜と比較しても勝るとも劣らないのがお分かりかと思います。
水分が多いのは夏には嬉しいですね。

 

・新鮮なきゅうりの選び方とは?

水分量が多いきゅうりは傷みやすい食材でもあります。購入する際は、できるだけ新鮮なものを選びたいところ。
店頭で売られているきゅうりはどれも新鮮ですが、そんな新鮮なきゅうりの目安とされる特徴をご紹介します。

  • 表面が濃い緑色で、全体に艶とハリがあるもの
  • ずっしりと重みを感じられるもの
  • イボがある品種の場合はイボがゴツゴツと尖っているもの
  • 先細りしておらず、太さが均一なもの(形が曲がっていても問題はありません)

 

・きゅうりの保存方法

せっかく新鮮なきゅうりを選んでも、きゅうりは日持ちしにくく、保存方法によってはすぐにしなびてしまいます。
そこで、おすすめの鮮度を保つ保存方法をご紹介します。

  • 冷蔵で保存する場合(保存期間の目安10日程度)
    きゅうりは乾燥と低温が苦手な野菜です。冷蔵庫で保存する場合は、水気をしっかりと拭き取ってから空気に触れないように
    ラップやキッチンペーパーで1本ずつ包み、袋に入れて野菜室で保存しましょう。立てた状態で保存するのが良いとされ、
    立てられる保存容器などに入れて保存するのもおすすめです。
  • 冷凍で保存する場合(保存期間の目安1ヶ月程度)
    きゅうりをすぐに使い切れない場合は、冷凍保存を活用することもできます。
    冷凍する際にはきゅうりの水気をしっかりと拭き取ってから、空気に触れないようにラップで1本ずつ包み、冷凍可能な保存容器に入れて保存しましょう。
    既に切ってある場合には、塩もみをして余分な水分を抜いてから、ラップで包んで冷凍するのがおすすめです。
    解凍する際は、流水で自然解凍するのがおすすめです。
    ただし、解凍し過ぎるときゅうりの水分が抜けて過ぎて食感が悪くなるため注意しましょう。
    また、冷凍したきゅうりは生の状態と食感が異なってしまうため、食感をたのしみたい場合は、生のまま早めに使い切るようにしましょう。逆に、冷凍したきゅうりは味が染み込みやすくなるため、味付けの際などは少し気にするのが良いでしょう。

 

・きゅうりの下処理とは?

そのまま食べられるイメージのあるきゅうりですが、調理をする前にはまずきゅうりを流水を当てながらやさしく擦るようにして洗うようにしましょう。
また、きゅうりの代表的な下処理に「板ずり」があります。板ずりは、きゅうり1本に対して小さじ1程度の塩をまぶしてまな板の上でゴロゴロと表面が滑らかになるまで転がした後に塩を洗い流す下処理のことを言います。転がすことで表面のイボが取れて滑らかになることで、食味が良くなったり、味が馴染みやすくなったり、表面が色鮮やかになったりという効果があり、さらには塩により青臭さを抑えることができるという効果もあります。

 


 

生のままサラダでいただくもよし、酢の物や漬物、和物などで楽しむもよし。
そして実は、炒めたり、煮込んだりと加熱調理してもおいしくいただけることから、きゅうりの青臭さが苦手という方にもおすすめです。
夏野菜の代表格のきゅうりで暑い夏をおいしく満喫してみてはいかがでしょうか?