ご家庭でご利用の調理器具を使用する際は、必ず取扱説明書をよく読んでから使用するようにしましょう。
特に電子レンジやトースター、圧力鍋など機能に差のある調理器具はその内容によっては食材の加熱具合や調理方法が異なります。当サイトのレシピに調理時間などが記載されている場合でも、中まで火が通っているか確認しながら、必要に応じて調理時間などを調整いただくようご注意ください。
また、加熱する調理プラスチック、シリコン、ガラスなどの容器や陶器、磁器など、ジッパー付き保存袋・ポリ袋、ゴムベラなどの調理備品を使用する場合は、その商品に記載されている表示を必ず確認してから使用してください。材質や耐熱性によって、使えるもの、使えないものがございます。
「電子レンジ」
- 電子レンジで食材を加熱する際は、必ずレンジ加熱に対応した耐熱容器や袋を使用するようにしましょう。
- 庫内やドアの内側の食品カスや汚れなどは、発火・発煙の原因にる場合がございますので、清潔な状態を保つようにしましょう。
- 食材を必要以上に加熱し過ぎると食材や温度によっては発火・発煙の原因になりますので十分にご注意ください。
- 液体を電子レンジで加熱する場合、加熱し過ぎると突然沸騰して飛び散る場合がありやけどの原因となりますのでご注意ください。
- 生卵を電子レンジで加熱すると爆発する場合がありますので、ゆで卵や目玉焼きは電子レンジ調理せずに、事前に溶きほぐしたり、穴を開けたりしてから調理するようにしましょう。取扱説明書に対応方法が記載されている場合も多いため、記載内容に従って調理するようにしましょう。
- 栗や銀杏など殻付きの食材や、たらこやソーセージなど皮や膜のある食材を加熱する際には、割れ目や切れ目などを入れてから調理しましょう。
「オーブントースター」
- くず受けトレーの食品カスや焼き網の汚れなどは、発火・発煙の原因にる場合がございますので、清潔な状態を保つようにしましょう。
- クッキング用シートなどの調理備品には、熱源に触れるなどで発火したり溶けたりする可能性があるものがございます。各商品の注意事項を必ず読み、正しく使用しましょう。
「炊飯器」
- 炊飯器によっては、炊飯以外の調理が禁止されている場合があります。取扱説明書に従って安全にご使用ください。
「低温調理について」
- ご家庭で低温調理を行う場合はできるだけ「低温調理器」を使用し、お使いの製品の取扱説明書や注意事項をご確認の上調理するようにしましょう。
- 食肉は原則として中心温度75℃1分と同等の加熱が必要とされています。食材に付着している食中毒菌の違いや肉の大きさや厚みにより、牛肉、豚肉、鶏肉の加熱殺菌に要する温度、加熱時間は異なります。豚肉、鶏肉は63℃未満の調理はできません。またローストビーフ用の牛ブロック肉は55℃未満の調理はできません。
※低温調理では見た目で十分に加熱されたか区別ができないため、温度や加熱時間はメーカーが推奨する調理方法を併せて確認するようにしてください。
- 小さいお子様や高齢の方、抵抗力の弱い方は体調を考慮し、気になる方は再加熱してからお召し上がりください。
- 調理後はなるべく早めにお召し上がりください。すぐに食べない場合は必ず氷水で急冷し、冷蔵保存し、当日中に食べ切るようにご注意ください。
※参考:「内閣府食品安全委員会「肉を低温で安全においしく調理するコツをお教えします!」」https://www.fsc.go.jp/foodsafetyinfo_map/shokuhniku_teionchouri.html