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キッチンスマイルからのお知らせ
2024.12.27
特集
味付けや盛り付けなどのテクニックも大事ですが、料理の質をあげていくための最初の基本となるのが包丁の使い方です。
「切る」という工程です。
意外と意識したことのない、料理で使う包丁の基本的な使い方をご案内します。
料理をする時に何気なく使用している包丁。
包丁にも正しい使い方があるのをご存知でしょうか?
正しく使用することで、料理の質も味も良くなると言われています。
そこで包丁の扱い方の基礎として、日常的なお料理に使用する包丁の握り方を3つご紹介します。
最もポピュラーな包丁の持ち方が握り型です。
人差し指と親指の間に柄がくるように包丁を持って、あとは名前の通り指を閉じるようにぎゅっと握るだけ。
野菜を切るときはこの持ち方がおすすめです。
肉類などの繊維の硬い食材を切るときに向いているのが押さえ型。
包丁を指と指とで挟み込んでいるので、折れずに力を入れやすい持ち方です。
人差し指に包丁の腹をのせて、人差し指と親指で包丁を挟み込むようにして持ちましょう。
魚などの柔らかい食材を切るのに適しているのが指差し型です。
包丁の峰に人差し指を乗せ、残りの指で手を握りこみます。
人差し指の力加減や支え加減で包丁をコントロールすることができます。
包丁は安全に気を付けて使うことが何より大切です。
安全に包丁を使うためには、包丁とは逆の手を丸めて食材に添え、人差し指と中指の第1関節を包丁側面に当て、猫の手のように添えて切ります。
第1関節を刃につけた状態で猫の手をずらしていくことで、正確な大きさに食材を切ることができ、刃先が第1関節よりも上に上がらなければ包丁で指を切ることはありません。
この猫の手は安全な包丁の使い方の基本とされています。
上手な切り方のポイントは、包丁をまな板に対して常に直角に使うこと。
包丁は手前に行き、奥に押すときに切れる構造のため、上から下へではなく引いて押すを繰り返しながら切るのが基本です。
繊維が粗い野菜や硬い肉を切る場合は、力が入りやすいようにしながら切る押し切りで魚や柔らかい肉を切る場合は、包丁を手前に引き、刃の長さを利用するように切る引き切りが良いとされています。
包丁で正しく切ると、食材の細胞繊維が潰れにくくなり、滑らかに仕上がります。
食材をどんな切り方で切るかによって、料理の見た目や味わいが変わります。
食材の切り方の基本的な種類を覚えて、メニューごとに使い分けてみましょう。