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キッチンスマイルからのお知らせ

2023.09.22

特集

食中毒に関するご注意

関西スーパー及びキッチンスマイルでは、安心・安全に料理をしていただくため調理や食材に関する注意事項をご紹介しています。

参考:「厚生労働省:厚生労働省:家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」 https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/0903/h0331-1.html

「食品のご購入時のご注意」

  • 肉、魚、野菜などの生鮮食品は、新鮮なものを選んで購入するようにしましょう。
  • 表示のある食品は、消費期限などを確認してから使用するまでの期間を意識して購入しましょう。
  • 購入した食品を持ち帰る際は、ドリップや魚などの水分が漏れないようにビニール袋などにそれぞれ分けて包み、特に、生鮮食品などのように冷蔵や冷凍などの温度管理の必要な食品の購入は、できるだけ最後に購入し、購入したら寄り道をせず、早めに持ち帰るようにしましょう。


「ご家庭での保存のご注意」

  • 冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫で保存するようしましょう。
  • 冷蔵庫や冷凍庫の内容量は7割程度を目安にし、詰め込みすぎると冷気の流れが悪くなり庫内が均一に冷えにくくなるため、詰めすぎには注意するようにしましょう。
  • 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下を維持を目安にしましょう。 細菌の多くは、10℃では増殖がゆっくりとなり、-15℃では増殖が停止するといわれています。ただし、細菌が死ぬわけではございませんので、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
  • 肉や魚などは、ビニール袋や容器に入れ、冷蔵庫の中のほかの食品にドリップや魚などの水分がなどがかからないようにしましょう。
  • 肉、魚、卵などを取り扱う時は、取り扱う前と後に必ず手指を洗いましょう。
  • 食品を流し台の下に保存する場合は、水漏れなどに注意しましょう。
  • 食材を冷暗所などに保存する場合は、直接床に置かないようにしましょう。


「下処理、下準備のご注意」

  • 台所周りは生活に保ち、ゴミはこまめに捨てるようにしましょう。
  • 台所のタオルやふきんは清潔なものと交換しておきましょう。
  • 台所には手指洗浄用のせっけんは必ず用意しておきましょう。
  • 調理台の上を片づけて清潔にし、広く使えるようにしておきましょう。
  • 調理前には必ず手を洗い、生の肉、魚、卵などを取り扱う前後にも手を洗うようにし、調理以外に手を使用した後にも都度手を洗うようにしま しょう。
  • 肉のドリップや魚などの水分が、果物やサラダなど生で食べるもの、調理の済んだ食品などにかからないように注意しましょう。
  • 生の肉や魚を切った後の包丁やまな板は都度必ず洗うようにしましょう。洗わずに果物や野菜など生で食べる食品や調理の終わった食品を切 らないようにご注意ください。洗ってから熱湯をかけたのち使うことや包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて、使い分けるとさ らに安全にご利用いただけます。
  • ラップして保存してある野菜やカット野菜もよく洗ってから調理するようにしましょう。
  • 冷凍食品など凍結している食品を調理台に放置したまま解凍するのはやめましょう。室温で解凍すると、食中毒菌が増える場合がございます。
  • 解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行うようにしましょう。また、水を使って解凍する場合には、気密性の容器に入れてから流水を使うようにし ましょう。
  • 冷凍保存してある食材を解凍する際には料理に使う分だけを解凍するようにし、解凍が終わったらすぐ調理するようにしましょう。
  • 解凍した食品を使用しない場合、冷凍や解凍を繰り返すのは食材の劣化を招く他、食材によっては食中毒菌が増殖したりする場合もあり危険 な場合がございます ・包丁、食器、まな板、ふきん、たわし、スポンジなどは使用後速やかに、洗剤と流水でよく洗い、乾かすようにしましょう。
  • ふきんは常に清潔なものを使用し、汚れがひどい場合には、漂白剤に一晩浸けると漂白・殺菌効果が期待できます。
  • 包丁、食器、まな板などは、洗った後、熱湯をかけたりすると消毒効果が期待できます。
  • たわしやスポンジは、煮沸消毒がおすすめです。軟質ウレタンファームを使用した台所スポンジは耐熱温度が90℃までのものが多いため、100℃の沸騰した熱湯での煮沸消毒を行うと、スポンジの繊維が傷んでしまう可能性がありますのでご注意ください。


「調理時のご注意」

  • 加熱して調理する食品は十分に加熱するようにし、加熱を十分に行うことで雑菌効果が期待できます。食品の加熱の目安は、中心部の温度が75℃で1分以上加熱することとされています。
  • 料理を途中でやめて食材などをそのまま室温に放置すると、細菌が食品についたり、増えたりする場合がございます。調理を中断する場合は、使用中の食材などを冷蔵庫に入れるようにしましょう。なお、熱いまま冷蔵庫に入れると、庫内温度が上がってしまうため、粗熱をとって速やかに冷蔵庫で冷やすようにし、また、ラップやフタなどをして、他のものから汚染されないよう注意しましょう。再び調理をするときは、十分に加熱するようにしましょう。
  • 盛り付けの際はしっかりと手を洗い、清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛り付けるようにしましょう。
  • 温かく食べる料理は常に温かく、冷やして食べる料理は常に冷たくしておくようにしましょう。温かい料理は65℃以上、冷やして食べる料理は10℃以下が目安とされています。
  • 調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置しないようご注意ください。


「食事の際のご注意」

  • 食卓につく前には必ず手を洗いましょう。


「残った食品の保存に関するご注意」

  • 残った食品を扱う前にも手をしっかりと洗い、保存の際にははきれいな器具を使用し、きれいな容器に移すようにしましょう。
  • 残った食品は早く冷えるようにできるだけ浅めの容器に小分けして保存するようにしましょう。
  • 時間が経ち過ぎたものは、怪しいと思ったら、食べずに捨てるようにし口に入れるのはやめましょう。
  • 残った食品を温め直すときも十分に加熱しましょう。75℃以上を目安とし、味噌汁やスープなどは沸騰するまで加熱しましょう。
  • 調理方法や保存方法によって日持ちできる期間は異なりますので十分にご注意ください。また、生野菜や加熱していない料理、水分が多い料理はあまり日持ちしないためできるだけ早めに食べ切るようにましょう
  • 食材にはしっかり火を通し、冷ましてから保存容器に移し保存するようにしましょう。
  • 変色しやすい食材や水分が多い食材など、作り置きにあまり向いていないものもございますので、食材の使用の際には十分にご注意ください。
  • おかずを冷凍するときは、味付けを少し控えめにすることや粗熱を取ってから冷凍すること、食べ切れる量で小分けにすることなどし、冷凍した作り置きおかずは、冷蔵庫で自然解凍してから再加熱することが基本です。


「お弁当作りの際のご注意」

  • お弁当箱や調理器具は、洗剤などできれいにすみずみまで洗い、洗った後は十分に乾燥させるか、清潔なふきんでしっかりと水分を拭き取ってから使用するようにしましょう。
  • おかずはしっかりと中心部まで加熱したものを使用し、卵料理は半熟ではなくできるだけ完全に固まるまで加熱したものを使用するようにしましょう。
  • 加熱しなくても食べられる加工肉や練り物などもできるだけ加熱してから詰めるようにしましょう。
  • 水分が多いと細菌が増えやすくなるため、おかずの汁気はよく切るようにし食品からの水漏れを防いだり、やむを得ない場合は他の食品に細菌が移るのを防ぐために、仕切りや盛り付けカップを活用するようにしましょう。
  • 生野菜や果物はよく洗い、水気を切ったりペーパータオルなどで拭き取ってから詰めるようにし、できるかぎり別の容器に入れるようにしましょう。
  • ソースやケチャップなどの調味料は水分が多く含まれているため、食べる直前におかずにかけて使用できるように別の容器に入れておきましょう。
  • ご飯やおかずが温かい状態で盛り付けてしまうと、蒸気がこもって水分となり、傷みの原因となってしまうため、お弁当のフタは、お弁当が完全に冷ましてから閉めるようにしましょう。時間がある場合は、おかずをそれぞれ冷ましてから詰めるようにしましょう。やむを得なく十分に冷ますことができなかった場合や、暑い時期は、保冷剤を活用するようにしましょう。
  • お弁当は食べる当日に調理するようにし、前日に調理する場合や残り物を詰めるときは、お弁当箱に詰める直前に必ず十分に再加熱し、よく冷ましてから詰めるようにしましょう。
  • 食べるまでの間は冷蔵庫やなるべく涼しいところに保管して、できるだけ早めに食べるようにしましょう。
  • 長時間持ち歩くときは、保冷剤や保冷バッグを利用するようにしましょう。

 

※参考:「農林水産省:お弁当づくりによる食中毒を予防するために」https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/lunchbox.html
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/attach/pdf/lunchbox-3.pdf