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2023.12.03

特集

ご存知ですか? 「さかなの日」

関西スーパーも賛同している水産庁の取り組み「さかなの日」をご紹介します。

毎月3〜7日はさかなを食べよう!

恵まれた海洋環境を有する日本では、多種多様な魚が漁獲され地域ごとに魚食文化が根付いていますが、世界では食用魚介類の消費量が増加している一方で、日本の消費量は減少し続けている状況にあり、水産物の消費拡大に向けた取組を官民協働で推進するため、水産庁では毎月3日から7日を「さかなの日」、11月3日から7日は「いいさかなの日」と制定しています。

「さかなの日」をきっかけに「さかなを食べること」=「SDGs達成に向けた消費行動」であることについての理解を深め、魚を食べることによって、おいしい魚を未来につないで行こうと考えられています。

  • さかなを食べる事がサステナブルである理由とは?
    自然の生態系の一部である水産資源である「さかな」は、使えば消失してしまう鉱物資源や農畜産物とは異なり、漁獲しても親魚がある程度残っていれば、食物連鎖の中で、産卵と成長を繰り返し、資源が回復する持続的な資源と考えられています。
    このため、適切に管理すれば永続的に利用が可能となる特性があると言えます。
    すなわち漁業は、自然環境における再生産能力を利用する産業であり、こうした生態系を含めた海洋環境に配慮した漁獲を行うことで永続的に続けることが出来る産業と考えられます。
    将来にわたって持続的な水産資源の利用を確保するため、日本では漁獲可能量(TAC)の設定を基本として、資源が管理されています。漁獲可能量は、資源調査の結果を踏まえた資源管理目標に従い設定されており、これに加えて、その他の公的規制や漁業者等による操業日数の自主的規制を組み合わせて、水産資源の保存・管理を適切に行われています。
    また、養殖業についても、海洋環境への負担軽減が可能な沖合養殖の推進、2050年までにニホンウナギやクロマグロ等の養殖において人工種苗比100%の実現、養魚飼料全量の配合飼料への転換等により、天然資源に負担をかけない持続可能な養殖生産が推進されています。これらはSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」として世界共通の目標にもなっています。このような特性をもつ「さかな」を選択して食べることは、SDGsの「持続可能な生産消費形態を確保する」(目標12)ことにも繋がり、SDGs達成に向けた消費行動にもつながっています。このため水産庁では、「さかなの日」は「さかな×サステナ」がコンセプトとされ、日々の消費により、おいしい魚を次の世代につないでいくことをサステナブルな取り組みとして位置付けています。

 


 

 

関西スーパーでは、水産庁の「さかなの日」の取り組みに賛同し、毎月3日から7日には店頭にてさまざまな取り組みをご案内しています。

 


 

キッチンスマイルでは、さかなの日に合わせてさまざまなさかなの食べ方を店舗でご紹介しています。